装動 仮面ライダーリバイス デモンズ①

装動

こんにちは
既に3弾が発売していますが、遅まきながらデモンズを作っていきたいと思います。

当ブログのコンセプトは「食玩(装動)を、塗装などせずに付属のものだけで綺麗に仕上げる。」です。コストをかけずにいかに質を高めるか。

それを念頭にデモンズをパッケージ以上の仕上がりにします!

シールのパーツも曲面や凹凸も多いので中々大変ですが、少しでも綺麗に仕上げてこのブログを見て下さる方の装動作りの参考になれば幸いです。

今回使うのは、

・先を丸めた爪楊枝
・ピンセット

・綿棒
・カッターナイフ
・油性ペン(赤・黒)

・鉛筆(B以上が望ましい)

です。いつもより多いですがまぁ多くの人の家にあるんじゃないでしょうか。

また、貼っていく上で注意したい点がいくつか。

・シールを貼る方向(空気を逃がす方向)
・圧着する際の力加減
・貼る位置

この三点が結構大事なので、意識するといいです。

では早速作っていきます。それと事前準備として、シールを貼る前に本体の写真を一通り撮っておくことをお勧めします。理由は後述。


ボディからですが、まずこの胸部。特徴的な蜘蛛の巣の意匠ですが、シールは3パーツに分かれています。下の写真のようにシールの分割位置のリブに合わせてシールの位置合わせをします。破線内にはめ込むように。

写真で示している部分を左パーツとするなら、中心パーツとの境目のリブにシール端部が被らないようにします。これはこの後に貼る中心パーツと右パーツも同様です。

横方向のリブにのみシールがつくように、ピンセットでシールを台紙から剥がし、本体に乗せます。
文字通り「乗せる」感じです。凹部に糊面がなるべくくっつかないように。
うまく位置が合わなくても、軽く乗せているだけですので簡単に剝がれると思います。なのでずれたら剥がして調整します。

これはこの先貼る全てのパーツで同様です。

以下軽く乗せるだけの位置調整を「仮接着」と言います。

うまく位置決めができたら、指の腹で押すようにしてシールを圧着します。本体を持って握るようにして強く貼ります。

こうすることでシール全体が均一に本体に圧着されます。そうしたら凹部を綿棒で再度しっかり圧着します。綿棒の圧は3N/m2くらい?笑
強さを例えるなら、んー…個人差はあるでしょうがざっくり筆圧程度でしょうか。
強すぎるとシール表面に傷を付けますし弱いと皺の原因になるので、
シール台紙の余白部分(かつ着色されている部分)を綿棒でこすってみてどれほど力をこめたら傷がつくのかっていうのを試してみてもいいかもしれません。

話は逸れますがこの、シールに傷を付けない最大圧が接着の強さの基本になります。
これは当然ですが綿棒で貼るか先端を丸めた爪楊枝でやるかで結果は変わりますので、その時々に応じてかけられる限りの強さで圧着する事になります。

今回で言えば綿棒だと筆圧程度かな?ということです。

そうして圧着すると、指と綿棒による圧着で圧がかからなかった部分に空気の層が生まれます。リブと凹部の段差部ですね。

_◢ ◣_←こんな感じで黒い三角の部分のようにそこだけシールが浮いた状態になってるかと思います。

ここを先を丸めた爪楊枝で優しくなぞって押し込んでいきます。一度にやろうと強くなぞると破れかねないので注意が必要です。

同様に中心パーツ、右パーツも貼ります。

シールの赤と黒の境目にあたる部分は、本体に溝が彫られています。

シールの位置を目安にするか、先を丸めた爪楊枝で軽く表面を撫でて溝を見つけて段差同様なぞってシールを押し込みます。

次に左肩の突起部分。胸部の上側は胸部同様に貼ります。
ここにも溝があるので忘れずに。

側面の「く」の時のシールは山の頂点で位置を出し仮接着します。写真のように下で位置を出そうとするとシールと本体の形状が合いませんのでこうします。「く」の字の頂点のみで仮接着して下さい。

つまりシールの中心のみで仮接着→圧着して、上下に貼り分けます。綿棒でやると簡単です。
胸部のシールは全面を一度に圧着しましたがそれはレアケースで、基本は最初に接着した部分を起点に放射状に空気を外側に向けて押し出すというのがすべてのシールで共通の接着方法です。
また、綿棒や爪楊枝は波紋を描くように動かすのが基本です。
ただしこの部分なんかのように範囲が狭い場合は一直線に貼ってOKです。

そうやって貼ると、シール下側が画像左のように飛び出ます。ここの角にカッターの先端や背の部分で押し込んでシールに折れ目を付けます。

この折れ目を目安に飛び出しているシールをカッターで切ってしまいます。

切った後の端部が軽くめくれると思うので、丸めた爪楊枝でなぞって仕上げます。

続いて腹部。画像左のようにシール左右の中心で仮接着。基本の接着圧・接着方法で左右それぞれを外方向に貼っていきます。筋肉の凹凸を順々に超えていくような感じで貼ります。

その後は胸部同様シールの追従の甘い部分を丸めた爪楊枝でなぞってモールドを際立たせてあげます。

側面も同様です。この際に筋繊維のモールドがどのように入っていたかを写真等に残しておかないとどういう風に爪楊枝でなぞればいいのかがわかりづらくなります。

このように下地がどうだったかは圧着した後では確認のしようがありません。
なので一通りを写真に残しておくのがいいと、最初にお話ししたのはその為です。

ちなみにデモンズの筋繊維のモールドとシールの筋繊維の表現の線は殆ど一致してないので目安になりません。

次にベルト部分です。バイスタンプホルダーで位置を合わせて仮接着。真横から見たときに左右上下どちらかにズレてないかを気を付けます。ズレていると影響がベルト部に波及するので要注意。

バイスタンプホルダー上部の凹んでいる部分から基本の接着。
その後左右のベルト部を貼っていきますが、バイスタンプホルダー側面との段差のみ写真のように圧着前に押し込んだらベルトの溝は無視して左右に貼り分けます。
その後胸部の時のように溝をなぞって仕上げ。

バイスタンプホルダー底面も倒して貼ると、写真右のように下部のコーナーの部分が残ります。

そこを最後に倒すと側面と底面のシールとわずかに重なるので、重なった部分を爪楊枝の腹の部分で撫でて均します。
側面上部と正面上部もわずかに重なってると思うので同様に。

続きまして膝部。赤破線の部分と本体の成型との形状が合うように、シールの青と黒の境目(左)で仮接着をします。シール中心部あたりです。

位置が決まったらそこを起点に青い部分だけ先に貼ります。
若干カーブがかかってますので、綿棒で基本の接着圧・接着方法で貼っていきます。

綿棒の動かし方は起点を中心に外方向に波紋を描くようにです。

そうやって形状に沿って青い部分を貼り上げたら黒い部分も貼っていきます。
こっちは段差がきついので難しいですが、波紋を描くように中心から順々に圧着していきます。

谷の部分は先に爪楊枝で押し込んでからその先を貼った方がいいかもしれません。

シールが飛び出る部分が何ヵ所か出てくると思いますが、写真右のように裏側に倒し込んで下さい。

 

とりあえず今日はここまでにします。大体3分の1終わったくらいでしょうか。
またよろしくお願いしますね。

 

 

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